2012年11月03日

Cherry

チェリー 窪之内英策

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将来に何の希望もなく人生に足踏みをただ続けるかをるは
一目惚れした風子をさらって東京へ
純真なイナカ者が都会で出会う人々、事件、障害
ふたりの暮らしはいかなることに・・・。

絵は相変わらず上手い。脇役までが表情豊かでイキイキしてるし
何よりヒロイン風子がすごく魅力的だ。

ラストの展開はおそらくはじめからの構想通りなのだと思うが
終盤急激に画が雑になったあたりから
作品に対する窪之内の情熱がみるみる失せるのが見て取れる。
やっぱりか、窪之内。
まぁ最後まで描いてくれただけありがたいのだが。

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posted by Gamma at 06:37| Comment(0) | 窪之内英策

TSURUMOKU DOKUSHINRYO

ツルモク独身寮 窪之内英策

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高卒で東京へ出てきた宮川正太はツルモク家具の新入寮生
同室の先輩や後輩、白鳥沢レイ子など個性豊かなキャラに囲まれ
正太は、みゆきのハートをゲットできるか。

背伸びしたお洒落も初々しい
80年代トレンディドラマのテイスト満点なハートフルラブコメディ。

窪之内は、デビュー時からめちゃめちゃ画が上手い。しかもお洒落だ。
ツルモクは楽しいキャラも多く一気に人気作品になった。
しかし弱冠20才の土佐っ子が
東京でお洒落な漫画を描き続けることに疲れたのか、
話の途中でブッツリと長期にわたり休載。再開されたら画が変わってた。

以後、「ワタナベ」「ショコラ」がドラマ化されたりもしたが
漫画家として今ひとつ微妙な位置を抜け出せないのは、
ツルモクで味を占めたか、「休載癖」と「放り出し」が致命的なせいだ。
公式に無かった扱いになってるボクシング漫画とかもある

時代の先端でなくてもいい、若者に媚びなくてもいい
40代の"今"の窪之内にしか描けない漫画を
ショートではなく、せめて1本描き通してほしいと切に願う。

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posted by Gamma at 05:58| Comment(0) | 窪之内英策
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