北斗の拳 武論尊×原哲夫
暴力が全てを支配する核戦争後の世紀末を舞台に
地上最強の暗殺拳:北斗神拳伝承者ケンシロウを中心に
男達の運命の闘いを描く、もはや説明不要の国民的ヒーロー漫画
ラオウと雌雄を決するまでが全てと言っていい。
そこから先の話はぶっちゃけ蛇足。
原作者:武論尊すらラオウが死んだ後の話はあまり記憶にないらしい
本作がTVアニメ化される際、死体の描写をどうするか
制作陣は相当頭を痛めた末、結果「シルエット」「黒い血」だけで
ゴールデンタイムに悪人共がバンバン死んでた。
今ではとても考えられないが、奇声を上げて痛快(?に死ぬ様は
ある種のエンターテインメントだったのだろうか。
1986年の最初の劇場版で、死体描写解禁が発表され
アニメ雑誌にも南斗水鳥拳のスライス死体などが克明に掲載されたが
実際に劇場で見たらボカシが入ってて萎えた覚えがある。
映画の出来にも萎えたけどなそういう時代だった。
冒頭の「199X年─」のト書き(ナレーションが
一部のパチスロ機などでは「200X年」に変更されていたらしい。
「200X年」ももう過ぎてるし、漫画の中の時間に文句を言っても仕方ないが
北斗の拳はやはり「199X年─」で始まらないと格好が付かないと思うのである。
そうしないと
「蒼天の拳」とも時間が合わなくなるしね。
続きを読む
posted by Gamma at 04:28|
Comment(0)
|
原哲夫