2014年03月11日

Joshi-Raku

じょしらく [原作]久米田康治 [作画]ヤス 
第6巻追加 完結

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演目や稽古をほとんどやらない噺家少女たちの
まったくもってどうでもいいやり取りを
延々見続けるガールズ落語家漫画。

漫画作品としてのクオリティは、ほぼゼロに等しいが
作品自体が
「かわいい女の子たちがどうでもいい会話をしているのをただ眺める」
というのをコンセプトにしているため、それで構わないらしい。

どうでもいいやり取りのテーマは
それこそ本当にどうでもいい話題のときも少なくないが
日常の素朴な疑問であったり、皮肉や批判を持ち出す方向性に
久米田テイストが色濃く出ており

各話のサブタイトルのセンスや、謎の覆面噺家の使い方など
絵柄はまったく違うが
様々な角度から、久米田マンガであることを認識できる。


根拠はないが、
萌え絵なのに、あきらかに野中英次作品である「だぶるじぇい」に
触発され産み出された企画なのではないかと思ったりする。

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posted by Gamma at 02:53| Comment(0) | 久米田康治

2012年10月23日

sayonara ZETSUBOU SENSEI

さよなら絶望先生 久米田康治 

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前作「かってに改蔵」で確立した、
慣用句や時事問題をいささかムリヤリ一話分のテーマとして
社会風刺っぽい皮肉や自虐ネタ、身内ネタ、あるあるネタで
毎度同じようなコマ割、同じような構図、同じような展開を繰り返す
ブラック風味ギャグ漫画。
(「社会風刺っぽい」「ブラック風味」とはその切れ味からなんとなく)

小学館と袂を分かった作者が、
講談社へ移籍したものの目新しいアイデアが無かったので
以前からネタにすることが多かった赤松健への対抗意識(笑 から、
「個性豊かなたくさんの女生徒とメガネ先生を使ってマンガ描こう。
 内容は「改蔵」と同じ作り方でいいだろう」
と安易に考えて始まった連載ではないかと勝手に想像してみる。

「もっと売れたい」「あだち充のようなラブコメが描きたい」などの
魂の叫びが近ごろ作中で聞かれなくなった気がするのは
移籍による待遇の改善と、
アニメ化されたことによる知名度および地位向上が為されたことが
理由ではないかと、これまた勝手に想像する。

自らの作風を振り返って、
極めてカルトな売れ方をしているという現状に満足したか、
納得するとりあえずの着地点を見つけたと思われる。

もともと絵の上手い方ではない久米田にしては
女生徒たちの描き分けもかなり頑張っていると評価できるが
残念ながら彼女らのグッズが売れているという話はあまり聞かない。

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posted by Gamma at 03:58| Comment(0) | 久米田康治
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