2013年04月06日

BERSERK

ベルセルク  三浦建太郎
第37巻追加

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正義や平和など求めない
ただ己の魂に深く刻まれた感情の赴くままに突き進む
中世ヨーロッパ風の世界を舞台に、
叙事詩とも謳える壮大なダークファンタジー(言葉にすると陳腐だな)

これはデビルマンだ。
いや、ピカレスクヒーロー譚としての完成度は
デビルマンを超えたと言ってもいい。(あくまでGamma的に

素晴らしい。腐すところがまったく無い。

連載20年を越えてなお世界観は拡大の一途をたどり
まったく終焉の端すら見えないが、
細かなディテールにも破綻は感じられないし
風呂敷を広げすぎている感もまったく無い。
むしろ、ここに来てまだ
次どうなるのかワクワクさせる余地の残し方が絶妙。

ただ惜しむらくは、連載ページ数が足りなくて
次に期待している展開が、1話分で収まらないこと。

休載が多い中せっかく掲載されていても
さほどストーリーが進んだように思えないところに
いささか助長気味な印象を受ける人が増えているようだが
そう感じる人にこそ単行本でまとめ読みして戴きたい。

休載の間も作者はずっと描き続けているそうで
作品世界の緻密な表現や描き込みに、
途方もなく時間がかかる創作活動なのだと長い目で見たいところだ。

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posted by Gamma at 22:07| Comment(1) | 三浦建太郎
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