2014年06月24日

GENSHIKEN part.2

げんしけん[二代目] 木尾士目 
第16巻追加

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笹原が卒業し完結したはずだった「げんしけん」が
ファンの期待に応えて帰ってきた
しかも更なるファンの要望に応えて長期連載に。

荻上政権下の新たな「げんしけん」は
腐女子中心の新時代に突入。

ややこしい過去を持つため
オタクならではのひねくれた恋愛話に発展した旧げんしけんと比べ、
今作では
腐男子:波戸と、いまだに旧時代の煮え切らないオタクでいる斑目が
フィーチャーされ、腐女子があたりまえの世界において
ひどく下世話に、ねじくれ曲がりまくった恋愛感が展開されそうな予感。

まったく誰が主人公なのか判りゃしない。
しかし周りのキャラたちもスパイスが効きまくっていて
誰一人欠けてはいけない絶妙の人物相関が出来つつあります。
あ、朽木はいなくても可

笹原の出番があまりに少ないのも仕様なのでしょう。

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posted by Gamma at 19:00| Comment(2) | 木尾士目

2012年06月30日

GENSHIKEN

げんしけん 木尾士目 

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究極超人あ〜るの光画部以来のどっぷり俺達ワールド
時代が変わればオタクも様変わりするわな。
あ〜るの頃はアニオタ・特オタといえば主に懐古第一主義だったものだが
本作では主人公達は見るだけの人ではなく作る側の人も兼ねているので
現在進行形の"萌え"や"エロ"が中心というのは、当然といえば当然。
時代を反映しているなぁと感心もするが、
悲しいかなジェネレーションギャップを感じざるを得ない。

オタクの話なのに恋愛らしきものを終始ストーリーにうまく絡め
単行本での大幅加筆も含めてラストの展開には驚かされた

しかし本作、1巻の表紙が咲=ヒロインだとしたら
やはり主人公は斑目だったんだろうか。

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posted by Gamma at 08:00| Comment(0) | 木尾士目

The 4th Grade / The 5th Grade

四年生 / 五年生 木尾士目 

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Gammaも以前はそうだったのだが
「げんしけん」以降の木尾士目しか知らない読者が
この一連の作品を読むと、
なるほど木尾士目とはこういう作家だったのかと頷かされる。

90年代頃、
少し頭のいい文系大学生にありがちな(ありがちか?)
斜に構えた他人観察と社会批判、自己否定・自己嫌悪、
それでいて自分なりにスタンスを決めて誰にも迷惑をかけずに
社会生活は営んでいるという裏付けのない自覚。ダラダラの日常。

登場人物の状況設定などフィクションとして非常に稚拙で
誰にも共感できないし、結局誰も救われない。
若さ故(?の、堂々巡りの自己完結に終始した
起承転結も何もない、うれし恥ずかし若年体験の垂れ流し作品。

作者自身の実体験や恋愛観が多分に反映されているとのことなので
ドロドロしようがしまいが、とにかく裏に秘めた生々しい感情を
紙面でぶちまけたかったのだろう。

若いな。

途中からライトな作風にシフトした「げんしけん」が
終盤、恋愛がらみで張りつめていくのは、作者自身の本性故
当然の帰結だったと改めて実感させられた。

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posted by Gamma at 07:11| Comment(0) | 木尾士目

The Princess of The Hell

ぢごぷり 木尾士目

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出産直後の育児に翻弄される
10代シングルマザーの悲哀を非常に生々しく描写した
木尾士目の暗黒面(本性?)が如実に表れた怪作。
タイトルの「ぢごぷり」とは、「地獄から来たプリンセス」の意味らしい。

ごく矮小な世界観で物語が展開するため必要ないのかもしれないが
「五年生」同様、設定の練り込みが実に稚拙。
結局、実体験で湧いた「これまでに無かったドス黒い感情」を
作品上で吐露したかっただけなのだろうと思わされる。

内容があまりにダークすぎるものの、
絵柄を「くじアン」風なライトな絵柄にしたせいでなんとか見れる。

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posted by Gamma at 06:13| Comment(0) | 木尾士目
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