2014年11月11日

BILLY BAT

BILLY BATビリーバット 浦沢直樹 
第15巻追加

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世界を席巻するアメコミの人気キャラクター「ビリーバット」。
忍者の時代から現代まで、
ビリーに突き動かされる者たちが動かす歴史の真実とは何か。

しかし、暗いなぁ・・・

前作「20世紀少年」があまりにもヒットした分、
マイナーなイメージがどうしても拭えない。
鳴り物入りで迎えた講談社の苦悩は如何ばかりか・・・。

どうせまだまだ続くのだから、そのうちに老若男女にウケる
ヒット作に化けると期待するとしよう。

浦沢作品はGammaも大好きだが、いかんせん長すぎる。
そのうえ本作は展開が遅すぎる。

かねてから、この人には
単行本の上下巻で終わるような明快なストーリーを作ってもらいたいと、
ずっと願っているのだが。

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posted by Gamma at 12:15| Comment(0) | 浦沢直樹

2012年10月02日

20th Century Boys

20世紀少年 / 21世紀少年 浦沢直樹 

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輝かしい21世紀、未来世界への夢と希望に溢れていた1970年頃の少年たち
しかし彼らが成長し真実の21世紀を迎えようとする頃
彼らは夢も希望も持てない平凡な大人になっていた。

子供たちが、根拠のない夢に目を輝かせていた「古き良き時代」を
思い出とするか、現実とするかをテーマとする
壮大な「本格科学冒険漫画」

現実に、大阪万博の頃少年時代を送った世代には
昭和のテイストの懐かしさと、相対する現在の世界のしらじらしさが
対比として絶妙なバランスで、世界観のリアルさも格別。

しかしその分「ともだち歴」になってからのグダグダ感はすさまじく
絵空事のノスタルジーが空回りしつつも
それが"ともだち"の狂気を表現するのにひと役買ったりもした。

終盤、伏線を回収して、つじつまを合わせて、話を盛り上げることに
浦沢がどれほど苦悩したかは想像に難くない
結末に賛否あるようだが、Gammaは上手くまとめたと思っている。

やはり、浦沢の作品は長すぎるのだ。
以前から言うように、単行本の上・下巻くらいの話にしておけば
緊張感も維持できて話も締まってスキのない作品に出来ただろう。

ただ、何年もの長期連載で次回がワクワク気になる作品は
昨今少なくなってきているので、そういう楽しみが嬉しいのも事実。
さて、「BILLY BAT」は何年続くかね・・・・

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posted by Gamma at 08:39| Comment(0) | 浦沢直樹

PLUTO

PLUTOプルートウ 浦沢直樹 [原作]手塚治虫

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鉄腕アトム「地上最大のロボット編」を原作とするリメイク作品。
あくまで子ども向け作品だったエピソードを
大人の視点から見るためにゲジヒトを主役とし、

戦争におけるロボットの活躍と、その反面、平和な世界でのロボット差別
ロボットでも愛情を感じたり、美を理解したり、強いストレスに葛藤するなど
原作とは「ロボット」そのものの描かれ方がまるで違うのが特色。

あくまで浦沢漫画としての色を最後まで守りきった。

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posted by Gamma at 07:21| Comment(0) | 浦沢直樹
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