2012年10月02日

SUKIMASUKI

スキマスキ 宇仁田ゆみ 

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居室の向かいの部屋は
カーテンの隙間から下着姿がチラチラ見えるスキだらけの女
その誘惑に負けて、日々ノゾキを続けるヘイサクだったが
覗いていたのはこっちだけではなかった・・・

「隙間フェチ」
本当にそう言う趣向の人がいるのかどうか知らないが
限られたごく少ない情報から
その周辺や奥行きを妄想するのが楽しいことはGammaも知っている。

日常に組み込まれたニッチなテーマ性、フェティッシュな趣向
こういうのをダラダラ続けると無意味にエロ方面に風呂敷広げたり、
謎とかしがらみが増大して収集つかなくなるので
短編や読み切りにするのが相応しい。

「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」が似ているけれど
そのダメな例として挙げられるかもしれない。ま、好きずきだが。

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posted by Gamma at 03:13| Comment(0) | 宇仁田ゆみ

Yonin gurashi

よにんぐらし 宇仁田ゆみ 

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父ちゃん・母ちゃん・娘・息子

どこにでもある4人家族のどこにでもありそうな日常
喜怒哀楽のひとつひとつがいちいち幸せそうな
若夫婦の子育てあるある話なのだが

今では宇仁田の代表作となった「うさぎドロップ」の第一部から
暗い話と不安を取っ払ったような「ほっこりエピソード」が満載。

裏切ったり、疑ったり、陰湿なイジメを受けたり
そういうハラハラと無縁の作品なので安心して読めるのがうれしい。

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posted by Gamma at 02:14| Comment(0) | 宇仁田ゆみ

Usagi Drop

うさぎドロップ 宇仁田ゆみ 

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ある日突然、
祖父の遺児である6才の少女りんを引き取ることになったダイキチ30歳

不器用な独身男の育児は、孤軍奮闘・悪戦苦闘もさながら
血の繋がった父親でもこうはいかないぞ、というくらいの溺愛ぶり、
というかそれは端から見る親バカではなく、

実に献身的な、常にりんを一番に考える
ダイキチの理想的なイクメンぶりと、
ダイキチを頼りにし絆を深める無邪気なりんの可愛さに
酔いしれるだけで良かった第一部から一転

第二部は
10年経ち高校生に成長したりんが、様々な"愛情"のカタチ
実の母への想い、ダイキチへの想いに苦悩するギャップが
楽しくもあり、せつなくもある。

終盤りんが抱く感情は、
幼い頃に「父親はおじいちゃんだから加賀の名がいい」と
言った時点で当然の展開だったが、

それでも娘として10年大切に育ててきたダイキチの
本当の幸せという意味を考えると
結末ははたしてハッピーエンドといえるのかGamma的に些か疑問。


単行本だとその面白さにグイグイ読めるので
世の浅はかなバカ親たちにも是非読んでもらいたいが

ラストの読後感だけは、スマンちょっと微妙・・・

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posted by Gamma at 01:17| Comment(0) | 宇仁田ゆみ
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