2014年09月01日

COPPELION

コッペリオン 井上智徳 
第21巻追加

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2016年、お台場の原子力発電所メルトダウンによる
重度の放射線被害のせいで閉鎖区域とされた東京
あれから20年
遺伝子操作で産み出された放射能へ耐性をもつ少女たちが
汚染されたままの東京に舞い降りた

人の業が犯した罪とか云々─
のようなテーマはもちろんあるだろうが、
主要国会議でのエネルギー覇権争いなどの描写を見るに、
より濃い業や欲で上書きされる、現代と変わらぬ国際情勢はそれとして
まるで対極のようにごく局地的に物語は展開し

どちらかというと、彼女たちが産み出された背景の闇とか
絶望の死地で20年生きのびた人間の"怨念"や"生への執着"とかが
テーマとなるかと思われたが、

東北大地震とそれに伴う現実の原発危機を経て
今後、本作の展開がどう変わるかは注目したいところである。

テンポの悪さと線の雑さ(特に背景)は
もうちょっと何とかして欲しい

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posted by Gamma at 05:00| Comment(0) | 井上智徳
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